
ここに人間を救おうとしている神がうまれた。
そもそも神とはちょっとしたことでうまれるのだ。
その神とは新しい感情の無の神である。
昔は高僧などが手にしていた感情。
しかし、今の人は生きる屍の人が増え無が生まれたのだ。
無の神は自分が無であることを嘆き、自分がこれ以上増えないようにすることにした。
しかし自分だけでは何もできない。
悩んで街を歩いていたら、ある神が話しかけてきた。
「悩んでいるときは、占いの神に聞けばいいのではないか?」
「なぜ悩んでいることがわかったのですか?」
「私は心の神だからな、わかるのだよ。」
「占いの神とはどこにいけばあえるのですか?」
「会いにいく必要はない。念ずれば向こうから現れる。」
「しかし、私は念ずるということをしりません。」
「簡単なことだよ。『きたまえ占いの神 ロトよ。』と声を出さずにいうのだ」
「やってみます。」
「じゃあ私はここで。」といい心の神は消えた。
「よし」“きたまえ占いの神 ロトよ”
プシュッ 風船が抜けたような音がした。
「悩み事は、なんだい?」ロトが現れた。
「えっと、人間の今の世界のことです。」
「ふうん。人間の味方がこんなところにもいたとはね。私は人間なんて滅べばいいと思ってるけどね。」
「まあいい、客の悩み事は私が無くす。それが私の仕事。 あんたみたいな奴が凍灰にいるよ。凍灰の八百屋にね。」
凍灰・・・平和な時代には江戸、東京と呼ばれていた都市だ。しかし今はその名のとうり凍った灰のような都市だ。
「凍灰・・・そんなところに?」 「そもそも八百屋ってなんですか?」
「日本には八百万の神がいる、八百万の神によって作られたものをずうっと昔に売っていたから八百屋だ。」ロトは“ずうっと”を強調していった。
「へえ、わかりました。行ってきます。」
「・・・。本当に行くのかい?辛い旅だよ。衆南からは。」
衆南と凍灰は約1800キロ離れている南の首都だその道のりはは人の欲、恐怖、怒り、悲しみから生まれた妖怪がたくさんいる。
「いきます。」
「・・・。餞別だもってきな。」と言って銃を渡した。
「それは昔、坂本竜馬が使っていた銃だ。弱い妖怪よけにはなるだろう。ちなみに弾はないから。じゃっ。」ロトは消えた。
「使い方しらないしね・・・。」不安だ。
「よし、いくか凍灰へ。」
そしてその神は凍灰への一歩をふみだした。